SNSでも人気「読書風景×アフィリエイト」の鉄板スタイル
あなたはアフィリエイト権威者のSNSなどで、聞いたことないだろうか?

確かに「スタバで読書なう」はエモエモしてるし、読んでる感あるよね?
なんなら勝ち組感もあるから「こうなりたい!」って感じでつられちゃうよねー
ワカル。
でもねーコレ…
コレ、結構アウトよりのグレーゾーンなのだよ…
という話。
情報だけ集めてやってない奴の戯言じゃないの?
なんてお思いかもしれませんね。
ええ、やってない勢です。
お近くにスタバもタリーズもドトールもない。
サンマルクもないんだから、当然コメダもない。
やってみたかったけど、存在など類似も無いのだから仕方ない。
やらない勢じゃないよ、やれない勢だよ(こだわり)
けども、マジやねん。
よく見て!
それやってる権威者の方々、筆者本人だったり、作者や出版社に本をプレゼント(寄贈)されてる人だから!
一緒にならないから!
弱小素人が同じことしようってのが、正気じゃないから!
「やりたくても出来ないだろw」ていうマウントなんじゃないかな?
その写真、本当に使って大丈夫? 著作権の視点からチェック
読書タイムの雰囲気を伝えるために「本+コーヒー」や「PCの傍らに置かれた本」の写真を使っているブログやSNS投稿
結構よく見ますよね?
一見するとオシャレで憧れを助長して

て釣り効果も抜群で、効果的なアフィリエイト導線のようですが…
実は、「本の表紙」が著作権の対象になる可能性があるんです。
書籍の表紙には、著者・出版社が意図を持って構成したデザインやイラストが含まれているため、無断で掲載することは“著作権侵害”になるリスクがあります。
とくに営利目的(=アフィリエイトリンク付き)となれば、さらに判断は厳しくなる傾向に。
なんてこった!
表紙画像の使用可否一覧(目安)
どれがアウトでどれがセーフかざっくり一覧とすると
使用方法 | 判断 | 説明 |
---|---|---|
Amazonアソシエイトの公式画像リンクを使う | ✅ OK | Amazonが提供する商品画像API(PA-API)を経由すれば使用許可がある。 |
出版社・著者から使用許可を得た表紙画像 | ✅ OK |
個別の許諾があるなら使用可能。 ただしSNSなど二次展開時は再確認が必要な場合も。 |
表紙画像を自分で撮影・スキャンして掲載 | ⚠️ グレー |
著作権を侵害する可能性あり。 レビュー用途でも「引用」の範囲を超えるとアウト。 |
公式サイトやECから画像をダウンロードして使用 | ⚠️ グレー |
明示的に「転載可」とされていない限り注意。 リンクだけなら基本セーフ。 |
表紙の一部を切り取って加工・コラージュ使用 | ⚠️ グレー |
加工しても元画像が特定できれば著作権の範囲。 引用の意図が明確ならOKな場合も。 |
著作権者の許可なしで表紙画像を丸ごと掲載 | ❌ アウト |
著作権侵害に該当する可能性大。 特に商用リンク(アフィリエイト)付きは厳しい。 |
書籍表紙をAIで再現・模倣して掲載 | ❌ アウト | 著作権の回避を狙った再現でも、著作物の同一性保持権などの観点でリスクあり。 |
具体的にどんな表現がアウトなの?
たとえば先程書いた
表紙がバッチリ写ってる読書してる様子を自撮り撮影
みたいなのは、「引用」にはならずNGの可能性が高い。
作品の内容紹介を目的としていたとしても
「これオススメ」「読書中」「これ勉強になるわ」程度だと超怪しい。
よくある危険なSNS投稿パターン
自撮り+表紙全面掲載のみ
著作物(表紙デザイン)が主役になっていて、
内容については触れていないし、自分の意見や解説がないなんて場合は
引用ではなく“無断掲載”と見なされやすい。
「おすすめ!」「勉強になった〜」の一言添え
批評・研究の要素が弱い。内容に触れているとは言い難い。
目的や出典不明のため、引用条件を満たせない
セーフになりやすい工夫(SNS投稿向け)
内容に触れつつ、自分の考察・意見を添えるが大事。
例:「この本の◯◯を読んで、自分の◯◯経験と重なった」など
- 出典や書名・著者名を明記する
- 表紙を使う場合も、一部だけ写す/ぼかす/背表紙で代替する
- 出版社公式サイトや販売ページのリンクを添える(PR的導線)
雰囲気を伝える「セーフな演出方法」まとめ
背表紙なら見せてもOK!
本棚にぎゅってしまったときに見えるあの部分が背表紙。
なんと!その背表紙は著作権対象外!
だけど

てことで調べました!
背表紙を自然に見せるパターン
ネットを見てるとこんな感じ。
パターン名 | 構図・演出の例 | 雰囲気 / 印象 | 備考・効果ポイント |
---|---|---|---|
手に持つ |
手に軽く持って、背表紙がカメラ側に向いている構図。 読書感漂う。 |
落ち着き・知的 | 表紙より控えめな印象、タイトル認知が自然にできる。 |
日常小物と並べる | ペン・ノート・コーヒーと一緒に背表紙が見えるように配置 | 生活感・親しみ | 勉強や作業中の文脈と合い、堅すぎない紹介が可能 |
並べて積む |
他の書籍(ぼかすなど見えないよう工夫)と並べて、 紹介本の背だけ見せる |
読書家・収集癖 |
背だけでもシリーズ感・統一感が出る。 中身に触れる導線も◎ |
バッグから見える | カバンやポーチに差した状態で背がチラ見えする演出 | 外出感・リアル感 | “普段使い感”が出て、わざとらしくない |
スナップ風構図 |
全身or上半身の写真で、手元に背表紙が見える状態 (読書シーン風) |
ファッション・雰囲気重視 | 主張しすぎず、自然な「生活に溶け込む読書」が演出可能 |
手を写さず背表紙を自然に見せる演出パターン
個人的には手とか写したくないんだよね。
そんなときは光の方向や影や小物で手が写ってない理由を自然に演出するが良し!
パターン名 | 演出方法/構図例 | 雰囲気・印象 | 備考・ポイント |
---|---|---|---|
テーブルスタイル |
本を机や棚に置いた状態で 背表紙がカメラ正面にくるように配置 |
落ち着き・作業感 | ノートやPCと合わせれば「読書・勉強中」感が出る |
ソファor布の上 |
本をクッションや布地に添えて平置き。 背表紙が見える位置に置く |
柔らかさ・私生活感 |
背景の質感で温度感をプラス。 写実でなくても成立 |
壁沿い置き |
壁やボードに本を立てかける。 背表紙が見えるように角度調整 |
ミニマル・アート感 | 余白や光の使い方で洗練された印象に |
モノと一緒に並べる |
小物(マグ、観葉植物、ペン立てなど)と配置。 背景の一部に背表紙 |
生活感・親近感 | 本が「暮らしに溶け込む」雰囲気で自然な導線に |
被写界深度演出 |
本棚の一部に背表紙が見えるように配置。 対象物以外をぼかしで際立たせる |
雰囲気・読書空間 | 一冊を自然に引き立て、手を写さず存在感を出せる |
俯瞰アングル |
本を平置きして、カメラを真上から構える。 背表紙が側面にくるよう配置 |
メモ・作業机・記録風 | SNSの学び系・ライフログにも相性◎ |
ふわっと写真表現
ふわっとした世界観は、具体的でなくても読者に伝わります。
むしろ「想像したくなる導線」が好印象につながることも。

でもアウトにはなりたくない
そんなときは、こんな演出が便利。
- 本の色味を参考にした背景・帯・アイキャッチの活用
- 背表紙やタイトルのみ掲載(許諾が不要な範囲)
- 抽象イラストやシルエットで“読書タイム”感を表現
- リンク先で表紙が確認できることを明記して誘導
無理に表紙を載せるよりも、「読んでみたい」と思わせる演出が大切。
表現手法 | 判断 | ポイント |
---|---|---|
本の色味を参考に背景や枠をデザイン | ✅ OK |
配色だけなら著作物とはみなされない。 雰囲気重視の演出に最適。 |
抽象化された構図(本+珈琲)を描く | ✅ OK |
特定書籍と識別できない構図なら安心。 手描き風やAI生成でも可能。 |
カラーコードを参考にぼかしたグラデ背景 | ✅ OK | 直感的に「この本かな?」と伝えるデザインができる。 |
本の表紙をベースにしたデザイン風画像 | ⚠ グレー |
配色+構図が似すぎると著作物と見なされる可能性あり。 注意が必要。 |
装丁やフォントまで似せるイラスト | ❌ NG |
同一性保持権の観点でアウトになる可能性が高い。 避けた方が安全。 |
ふわっとイラスト表現
写真じゃなくて、イラストで表現するパターン
表現スタイル | 使用判断 | ポイント |
---|---|---|
抽象化されたシルエット | ✅ OK |
本や珈琲をアイコン的に描いたもの。 著作物に似すぎなければ問題なし。 |
手描き風で自作したイラスト | ✅ OK |
雰囲気重視で似ていなければ商用利用もOK。 AIでの生成も設定次第で可能。 |
イラストに実在の表紙・ラベルが見える写真 | ❌ NG | 特定作品が識別できる場合は、著作権や商標権の侵害になる可能性が高い。 |
AI生成のふんわり世界観イラスト | ⚠ グレー |
特定作品を模した構図や色使いは注意。 著作物の再現にならなければOK。 |
あれ?メルカリやラクマは表紙写してもいいの?
て思いませんでした?
⇩表紙出してるの、いっぱいあるよね
メルカリは表紙写真を使っていいんです!
メルカリやラクマといったフリマアプリでは、本の表紙を載せても例外的に大丈夫なんですよ。
というのも販売目的と著作権の適用範囲が違うからです。
フリマアプリの場合、著作権目的の“紹介”や“宣伝”ではなく、現物の販売を目的とした商品写真としての利用になります。
つまり、出品者が“実物の本”を売るため、状態を説明する表紙を写すのは合理的な使用とされているわけなんですね。
理由 | 解説 |
---|---|
現物を売っているから | 本の「実物写真」を使うことで、商品の識別・真偽が明確になるため。 |
著作権の“複製”に当たらない | 表紙は商品写真の一部として機能し、著作物として流用する意図がない限り認められることが多い。 |
商標・表紙の使用が“付随的” | 出品のためにどうしても必要となる表紙表示は「合理的な利用」とみなされるケースがほとんど。 |
ただし『注意すべき点』があります
① 本文の内容を撮影・掲載するのはNG
見開きページなど、本文の一部を画像で載せると著作権侵害の可能性があります。
② 出品ページには「売っている商品のみ」を掲載すること
メルカリでは、販売していない本の表紙を「参考」や「紹介」として使うのはNG。
著作権上の無断使用とみなされる可能性あり!
メルカリのガイドラインでも「誤解を招く表現」として注意喚起されています。
③ まとめ売りの際は表紙表示もOK
全て出品しているセット商品であるなら、表紙を並べて掲載して問題ありません。
説明文に「まとめ売り」と記載すると、より安全です。
④ 表紙表示は「販売する現物を示すため」に最低限必要な範囲で
出品物がどの本か分かるよう、過度な装飾や流用を避けて、商品情報の一部として使うのが基本です。
書籍紹介は「使える範囲」を知って安全に
アフィリエイト活動は、ただ「モノを紹介する」だけでなく、読者の信頼を守る情報発信でもあります。
著作権への配慮は、コンテンツの質や信頼性にも直結します。

では済まないケースもあります。
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