データベースとは使っていると、比例してファイルサイズが大きくなるものである。
しかしデータを削除したとしても、比例して容量が減るわけではない。
というのも、MySQLでもお馴染みの『空いた領域をそのまま維持して、後でデータが追加された場合に利用する』というDBの仕様のためらしい。
なら空いたIDを使ってほしいものだよ。
とにかくデータの追加・削除の繰り返しにより細切れ領域が増え、アクセスに影響が起きるわけである。
つまり、必要なのは『SQLiteデータベースファイルのデフラグ』。
その仕方について。
SQLiteファイル掃除準備
『wordpress用SQLite用データベースファイルのデフラグ』こと『SQLiteファイルのお掃除』は、コマンドで実行する。
なので、まずコマンドを実行出来るようにしなくてはいけない。
SQLite用のManager入っている人は、対象ファイルを開く。
自分は最低限かつ直感で使える『PupSQLite』を使っている。
『SQLiteツール入ってない』または『入れたくない』人は、コマンドプロンプト(cmd.exe)を使う。
その場合、PCでSQLite3コマンドが動くことを前提とする。
※SQLiteが自分のPCに入ってない人は、まず下記の記事をごらんくだされ。
>>SQLiteの特徴
【SQLite3インストールディレクトリ】\sqlite3.exe 【wordpressインストールディレクトリ】\wp-content\database\MyBlog.sqlite
とコマンドを打ちsqliteにログイン。
sqlite>
と表示されたらログイン成功。
終了するには下記のどちらかでOK
.exit .quit
SQLiteファイル掃除実行
当然ではあるが、ゴミデータを削除した方が効果が出る。
空き領域の開放。(再構築)
vacuum;
インデックスの振りなおし
reindex;
補足
両方ともテーブルを指定実行も可能ではある。
VACUUM テーブル名
どうせなら一括で済む
VACUUM; REINDEX;
を推したい。
確認
実行後、ファイルの情報を確認すると容量が減っているハズ。
減っていなければ、ゴミが無かったんですね!と喜んだらいいのではないですかね…?
して、WordPressにアクセスすると、表示にかかる時間も短縮されているのが確認出来るかと。
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