PCのバッテリー充電には制限かけよ! BIOSで設定を変えた件
ノートPCを長く使っていると、気になるバッテリーの劣化。
ACアダプターつなぎっぱで、気づけばずっと毎日100%。
奥様、不安になりませんこと?
スマホでも「80%のいたわり充電」て聞くよね?
同じようにPCでも「80%設定」が推奨なんですって。
ちなみに、使い方によって最適な数値は変わり、
当方に至っては、ほぼ据え置き運用なので60%に設定中。
⇩その辺の詳しい説明は、この記事をどうぞ

DELLのPCは機種によっては、
BIOSで「充電上限(Charge Limit)」を設定できるのです。
なので、自分のPCも設定しちゃってます。
この記事では、そのBIOSのバッテリー制限設定手順について、説明していきます!
なぜ「100%充電」はダメなのか
リチウムイオン電池は、満充電(高電圧)状態で維持されると化学的ストレスを受け、内部劣化が加速する。
-
高電圧ストレス
100%付近では電極に負荷がかかり続け、最大容量が目減りする。 -
熱による劣化
常に充電し続けることで発生する微細な熱が、セパレーターを傷つける。
結局、何%が最適なの?
というと、まさに『使う人の状況による』ところ。
一般的には80%、状況によっては60%っていうところ。
くわしくはこちらの記事に書いたので、自分で読んでみてください。⇩

ちなみに、ずっとACバッテリー繋ぎっぱなしの当方は、60%が最適。
DELL BIOSの設定手順
事前にスマホのカメラで翻訳機能を起動しておくと、便利です。
BIOS画面を起動
電源投入直後、DELLのロゴが出たら [F12] キーを押す。
電源設定へ移動
『BIOS SETUP』をクリック。
出た画面の左側『POWER』をクリック。
『Power Management』にて『Custom Charge』を選択する。
数値を入力
すぐ近くに数値を入力できる項目がある。
設定できる範囲は50~90まで。
-
Custom Charge Start(充電開始):50%
-
Custom Charge Stop(充電停止):60%
実際の設定数は、自分の環境に合わせてください。
保存する
『APPLY CHANGES』をクリック。
何か出るから『OK』し『EXIT』する。
「Primary AC Use」があるけど「Custom」がいいの?
『Primary AC Use(主にACアダプター使用)』て設定があって気になった方もいらっしゃるかと思います。
名前が紛らわしいことこの上ないけど、
Dell の「Primary AC Use」は「普段AC接続が多い人が、利便性を落とさず使うためのバランス設定」
つまり「ほぼAC接続で使う人向け」 。
- 100%まで充電される
- 常時100%維持ではなく、内部的に充電タイミングを調整して小刻み充電を減らす設計
- いつでも持ち歩きやすい状態だが、100%付近にいる時間は増える
「Primary AC Use = つなぎっぱなし向け」だけど、
「最もバッテリーを守る設定」ではないてことだね。
なので当方のように、PC持ち歩く機会のない人間は、Custom一択ってこと。
定期的なフル充放電は必要?
「設定したはいいけど、あとはずっとこのままでいいのかな?」
と不安になりますよね?
結論としては、
現代のリチウムイオン電池では“定期的に”は不要。
昔のニッケル水素電池やニカド電池には「メモリー効果」があったけど、今のリチウムイオン電池には基本ないとか。
たまにやるには、どれくらいの間隔にどの程度やればいいかというと、
メーカー推奨はだいたい
- 数か月に1回(3〜6か月)にフル充電放電
- 100% → 10〜20%くらいまで使う
程度とのこと。
あと「0%まで完全放電」はむしろ避けるべき。
気になるポイント
バッテリーのためにはいい充電制限だけど、
いいことばかりではなく、注意点もあるので紹介。
3時間超える外出時は、設定を変えた方が良い
「バッテリーを守る」ことに固執しすぎて、いざという時の機動力を失うのは本末転倒。
もし3時間を超える外出が予見されるなら、前日に一時的に「Standard(100%充電)」へ戻すとよろしい。
ただ、BIOS設定だから、反映に再起動が必要。
急な外出で、100%まで急速充電したいと思っても、なかなかめんどうだし忘れちゃうけどね。
残量表示ズレが起こりうる
ノートPCの多くは、バッテリー内の『BMS(Battery Management System)』が
- 電圧
- 充放電量(クーロンカウント)
- 温度
を見て残量を推定しています。
ずっと制限したの狭い範囲だけで使うと、
まれに「残量表示が少しズレる」ことがあります。
例:20%→突然シャットダウン
でもこれは 「劣化」ではなく「表示のズレ」 。
安心してよし!

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