目的は
web公開ディレクトリを デフォルトのディレクトリから
別のドライブのディレクトリに変更すること。
仮として
デフォルトの作業ディレクトリを
C:/xampp/htdocs
変更後のディレクトリを
Z:/www
とする。
/conf/extra以下だけイジればOK。
※タグ内のOptionとかの設定は諸々変更すればいい
1.作業ドライブを単純変更
httpd-vhosts.confに
<VirtualHost *:80> Alias / "Z:/www/" </VirtualHost> <IfModule alias_module> <IfModule mime_module> <Directory "Z:/www/"> # Options Indexes FollowSymLinks Options All FollowSymLinks AllowOverride All Order allow,deny allow from all ServerSignature Off </Directory> </IfModule> </IfModule>
を追加。
2.Document Rootも変更
mod_rewrite使うから、Document Rootも変更しないと都合が悪い
という場合。
httpd-vhosts.confに『1.』の前で、元々
<VirtualHost *:80> DocumentRoot C:/xampp/htdocs ServerName localhost </VirtualHost>
となってるとこを
DocumentRoot Z:/www <VirtualHost *:80> # DocumentRoot C:/xampp/htdocs ServerName localhost </VirtualHost>
に変更。
元々なければ、上記の1行目だけを 『1.』の前に追加すればいい。
3.xamppも見れるようにしておきたい
xamppで元々見れるようになってた部分が見れなくなってる。
(この状態でも /mysqladmin と一部は見れる)
これを解消したい場合、httpd-xampp.confを変更するのだが、
バージョンによって違いがあるから注意。
まぁ、やってることは同じだけど…
xampp1.7.3では
<IfModule alias_module> Alias /xampp "/xampp/htdocs/xampp" <Directory "C:/xampp/htdocs/xampp"> <IfModule php5_module> <Files "status.php"> php_admin_flag safe_mode off </Files> </IfModule> AllowOverride AuthConfig </Directory>
を変える
それより古いのだと
<Directory "/xampp/htdocs/xampp"> <IfModule php5_module>
となっている部分に一文を以下
Alias /xampp "/xampp/htdocs/xampp" <Directory "/xampp/htdocs/xampp"> <IfModule php5_module>
のように追加。
4.元々作成しておいたものはそのまま見れるようにしておきたい
例えば
URL: http://localhost/test
PATH: C:/xampp/htdocs/test
というのを作成していたとして、これが見れなくなるのが都合が悪いとする。
この場合、
httpd-vhosts.confに『1.』よりも『2.』よりも前で
<VirtualHost *:80> Alias /test "C:/xampp/htdocs/test" </VirtualHost> <IfModule alias_module> <IfModule mime_module> <Directory "C:/xampp/htdocs/test"> Options Indexes FollowSymLinks Options All AllowOverride All Order allow,deny allow from all </Directory> </IfModule> </IfModule>
これで
http://localhost/test
にはアクセス出来るけど
http://localhost/test/test.php
にアクセス出来ないとかなった場合、
<VirtualHost *:80> Alias /test/ "C:/xampp/htdocs/test" </VirtualHost>
みたいな感じで
Alias に 設定した2つの情報の最後の文字『/』が揃ってない。
尻に『/』は付けないようにしておこう。
注意点
全部対応する場合、
httpd-vhosts.conf に書く順番としては
『4.』→『2.』→『1.』となる。
書く順番次第では全体的に見れなくなって「rootどこ!?」てなるよ。
これでも巧く行かない場合、
VirtualDocumentRoot が悪さしてることがある。
手っ取り早く消してしまえ。
あと他になんか出たりしたら
log/error.log を、読んだ方がいい…
組んだプログラムのScriptエラーが出たとき以外読んだこと無かったよ…汗
xamppアップデート
※xamppアップデート時にこの変更が戻ってしまうので、アップデート前に保存すること。
httpd-vhosts.conf ・ httpd-xampp.conf とSSL使ってる人はhttpd-ssl.confだけ保存しておけばいいけど、念のため /conf/extra まで保存しておいた方が何が変わったか確認出来るし無難かと。
メモ
Options Indexes
なのはindexを用意してないとこでは、ディレクトリ一覧が見たかったから。
ServerSignature Off
なのはローカルゆえ、どのサーバがエラーしたとかいう情報は要らないから。
phpMyadminが文字コードおかしい
場合によっては文字化けするのでその対応。
phpMyAdminで文字コードを変更
更新@2011.01.13 09:50
更新@2011.01.04 15:58
更新@2010.10.14 13:35
公開@2010.10.13 11:29
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