Windows8でWinSCP設定をINIに保存可能にする

windows7あたり以降(曖昧)、インストールdirectoryに書き換え可能なファイルを置くことが、管理権限の関係によりできなくなった。
それで困ったのがWinSCPの設定をINIファイル。
ファイルの書き換えが出来ないのだから、URLの追加ができない。
PCの引っ越しの時はWinSCP.iniを移動するだけで良いから、割と愛用していたというのに、困ったことである。

一方、大体同じ頃から、windowsでもシンボリックリンクが使えるようになった。
シンボリックリンクとは『別の場所にあるファイルを、あたかもそこにあるかのように扱う』みたいなもの。
『ある場所に移動する』ショートとは違うlinuxユーザにはお馴染みのあの子である。
解決方法はまさにこれ。

『コマンドプロンプト(管理者)』を起動。
※管理者じゃないと作れないよ!

mklink /d "[リンク作成先ディレクトリ]/WinSCP.ini" "C:/Program Files (x86)/WinSCP/WinSCP.ini"

※『C:/Program Files (x86)/WinSCP/WinSCP.ini』は、元のファイルの場所。
 通常インストールならここになると思うけど、環境によりける。

場所間違ったとか移動したいとかの場合、普通のショートカット同様に削除して作りなおせば大丈夫。

※2018年7月追記
他バージョンからアップデートしたwindows10では、最初からwindows10の端末と違って『システムドライブのProgram Files内WinSCP.ini』を上書きしたりできない。
これまで同様シンボリックリンクを使うことになる。
だが、しかし作り方が微妙に違う…

mklink "C:/Program Files (x86)/WinSCP/WinSCP.ini" "[リンク作成先ディレクトリ]/WinSCP.ini"

『場所の指定が逆』になり『ファイルを指定する場合は「/d」を付けない』ことになった。
なにそれややこしいね!

残る『winSCPの『現在のセッションをPuTTYで開く』が動かない問題について、誰か解決策を知る方はご連絡下さい!(切実)

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